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海洋公園のシュモクザメ、変死相次ぐ
海洋公園(オーシャンパーク)で飼育されていたシュモクザメが7時間内に6匹も死亡する事故が起きた。11月14日付香港各紙によると、異変が起きたのは13日の早朝。飼育員がシュモクザメの泳ぐ姿が通常と違うことに気づき、計6匹を水槽から治療施設に運搬したものの10時45分ころに1匹目の死亡を確認。その後、ほかの個体も立て続けに死亡し、17時55分には最後の1匹までが息絶えたという。同園では解剖を行い死因の調査を進めているが、伝染性の疾患の可能性があるとしているものの、病名の特定には至っていないようだ。このシュモクザメは2010年に日本から購入した計15匹のうちの6匹で、11年に1匹のみ環境に適応できずに死亡したが、今のところ残りの8匹に異常はないという。また同園では、シュモクザメのほかにもクロマグロ80匹も日本から購入し飼育していたが、数カ月前までにすべて死なせていることも今回明らかになった。このほか9月にはウミガメが、6月にはレッサーパンダが病気で死亡しており、同園の飼育環境の劣悪さも一部で指摘されている。【関連記事】