今月に入って２件も爆発騒ぎが起きているサムスン社のスマートフォン、ギャラクシーがまた爆発、今回は家を一軒焼く大事故となった。７月２８日付『明報』『りんご日報』によると、事故が起きたのは２５日の夜１０時半ころの馬鞍山郊外の一軒家。ソファに置いて充電を行っていたギャラクシーＳ４が突如爆発し燃え出したというもの。火はソファからカーテンに燃え移り、家の中全体に回りほぼ全焼。火災発生からおよそ３０分後に火は消し止められ、けが人などは出なかったが、被害総額は１００万ドル以上になるとみられている。家主によると、バッテリーも充電器も電話会社で購入した正規品だが、爆発の前にスマホからは「ジジジ」という聞きなれない音がし、レモンのような酸味のある刺激臭が発せられていたという。なお、香港税関では今回の事故を重くみて厳重な調査を指示、一方のサムスン側では、調査の結果を待って原因究明を進めたいと発言するにとどまっている。