民主建港協進連盟（民建連）婦女事務委員会は７月７日、盗撮被害が起きやすい「走光黒点（パンチラスポット）」を公表した。８日付香港各紙によると、民建連は毎年、香港域内の建物を調査しブラックリストを作成しており、５回目となる今回はその２１カ所が公表された。ベルトの下が透明なガラスになっているエスカレーターや急傾斜のもの、長いエレベーターはミニスカートやショートパンツを履いた女性の下着が見えやすいという危険をはらんでおり、民建連では該当の建物について改善を要求するとともに注意を喚起している。今年のリストにはコーズウェイベイのハイサンプレイス、コーズウェイベイのユニクロ旗艦店、太古城中心（シティプラザ）、ハーバーシティなど人気のショッピングスポットや、ＭＴＲ紅●、調景嶺駅、屏山天水囲公共図書館など公共施設も含まれている。民建連によると、昨年リストアップされた７大スポットのうち、目隠しシートを張るなどの改善がみられたのは中央図書館歩道橋のガラスだけという。【●＝石へんに勘】