フカヒレ目当てのサメの乱獲が問題視されているが、ある調査で香港市民のほとんどが自ら積極的にフカヒレを食べているわけではないことが分かった。６月２４日付『東方日報』によると、これは港島青年商会が先ごろ、フカヒレを食べることについて電話とインターネット、街頭インタビューで調べ、２年前に行われた同様の調査と比較したもの。その結果、回答者の２５％が過去１年にフカヒレを食べていないと答え、２年前よりも１０ポイント以上上回った。また回答者の８０％がフカヒレを食べる機会が最も多かったのは結婚披露宴と回答。同９０％が披露宴でフカヒレを食べなくてもいいと答えた。生態系の保護のためにフカヒレを食べなくてもいいと答えた人は２年前の６０％弱に比べて増加し、７０％に達した。別の食べ物をフカヒレの代わりにすることを考えるという回答は９０％以上に上り、２年前の５０％以下よりも増えた。