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ゴミ埋め立て地拡張、親政府派が交換条件
特区政府の林鄭月娥・政務長官と黄錦星・環境局局長は6月10日、民主建港協進連盟(民建連)の立法会・区議会議員約20人と会談し、ゴミ埋め立て地拡張に関して協議した。11日付『香港経済日報』『星島日報』によると、政府は飽和状態となる3カ所のゴミ埋め立て地を拡張するため約90億ドルの予算を申請するが、立法会の最大勢力である民建連も難色を示していた。民建連はゴミ埋め立て地がある3区の地元住民の声を反映し、拡張を支持するための交換条件を提示。屯門区では屯門―●湾間鉄道の建設、日本や台湾と同じ密閉式ゴミ回収車の導入、西貢区ではゴミの陸路輸送を水路輸送に変更、北區では高架鉄道を建設して郊外を結ぶ交通を改善することなどを要求した。【●=草かんむりに全】