バックナンバー
|
|
MTR構内に男性の腐乱死体、1週間放置
MTR駅構内で男性の腐乱死体が発見された。6月3日付香港各紙によると、場所はMTR上環駅のプラットホームから地上に通じる非常通路内。2日の夜10時ごろにMTR職員が警報機の点検で同通路を通ったところ男性の遺体を発見、警察に通報した。少なくとも死後1週間は経過しているとみられ、遺体の腐敗が激しく現場はにおいが充満していたという。男性は所持していたIDカードから葵涌在住の84歳と判明。認知症を患っており、4月23日早朝に外出してから行方不明になり家族からも捜索願が出されていた。同通路は侵入者がいた場合は感知するシステムだが、今回は反応せず、通路の出入り口も施錠されていなかったようだ。現在警察では死因の鑑定を進めているが、通路に迷い込み出られなくなり餓死したとの見方が強い。