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空港管理局、第3滑走路の早期着工提唱
香港国際空港では昨年の離発着数が2015年を想定していたレベルに達し、第3滑走路の早期着工が叫ばれている。5月16日付香港各紙によると、昨年の離発着数は35万2000便に達し、15年の達成目標を3年前倒しで実現した。今年のイースター連休だった3月29日には1172便が離発着し、1日の便数としては過去最高を記録。滑走路は飽和に近い状態となった。空港管理局(AA)は今年通年の離発着数は前年比4~5%増の約37万便に達すると予測。処理量はすでに上限に近づいているため、できるだけ早く第3滑走路を建設すべきとみている。特区政府は昨年、1362億ドルを投じて第3滑走路を建設する計画を発表、2023年に完成する見込みだ。1時間当たりの離発着数は昨年最高で63便だったが、第3滑走路が完成すれば102便まで増やすことが可能という。