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台湾の人民元預金500億元、香港の脅威に
台湾では銀行での人民元業務が正式に始まって2カ月が過ぎたが、人民元預金残高はすでに500億元に迫っている。4月13日付『香港経済日報』『大公報』などによると、台湾の3月末の人民元預金残高は482億9900万元で、前月比23.8%増。香港で人民元業務開始から2カ月目の預金残高が43億9400万元だったのに比べると急速な増加ペースといえる。香港では500億元を突破するまでに4年を要した。スタンダード・チャータード銀行の首席エコノミストは、台湾の人民元預金残高は年内に1000億~1500億元に達し、人民元建て商品がさらに開放されれば3~5年で1兆元となり、香港を超えて世界最大の人民元オフショア市場になると予想している。