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日本への「お花見ツアー」もはや新鮮味なし?
暖かい日が続く日本では、各地で例年より早く桜が開花した。この季節になると、「お花見ツアー」で日本を訪れる中国人観光客が増えるというが、今年は少し様子が異なるようだ。上海市の地元メディアが20日伝えたもので、同市内の旅行会社では日本へのお花見ツアー参加者が前年比で半減している会社もあるという。上海青年旅行社の担当者によれば、3月中旬から4月中旬までの参加数は前年同期比で50%ほど減少しており、2010年より以前の人数をはるかに下回っている。では、これまで大人気だった日本へのお花見ツアーが、今年苦戦している理由は? 尖閣諸島問題の影響ではなく、上海でも桜をよく見かけるようになったことが理由だという。上海では、人気を反映してか、桜の植樹を増やす公園も多いそうだ。(フィスコ提供)