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有名茶餐庁店やファストフードで値上げ続々
香港市民の暮らしには欠かせない、チェーン展開している茶餐庁(香港式大衆食堂)の値上げが相次いでいる。2月13日付『香港経済日報』によると、値上げの先陣を切ったのは翠華餐庁(すいかレストラン)。公式な発表はないが、同紙が毎月行っているレストランの価格調査では今月初旬から4.2~6.1%値上げしているとみられ、人気のポークソテーサンドが6.1%(33ドル→35ドル)、アイスミルクティーが5.3%(19ドル→20ドル)、揚州炒飯が4.2%(48ドル→50ドル)値上げされているという。香港市民には定番の軽食であるポークソテーサンドとミルクティーが合わせて55ドルと決して安価な食事といえない状況になった。また、老舗茶餐庁・蘭芳園の尖沙咀店でも今月になって5.6~9%の値上げが確認されており、カヤのフレンチトーストが5.9%、ポークソテーサンドが5.6%、コンデンスミルク付きバゲットが9.1%値上げされているほか、大型チェーンの大家楽でも肉のローストのせご飯が1ドルずつ上げられている。