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三洋電機が撤退、現地企業に全株式を売却へ
三洋電機は台湾から撤退する方針だ。電子機器メーカーなどを傘下に持つ台湾の能率集団は1月14日、三洋電機から現地法人である台湾三洋(1614/TT)の株式47%を取得すると発表した。台湾三洋の経営者一族と共同で取得する意向で、取得額は35億2500万台湾ドル(約108億円)に上る。複数の現地メディアが15日伝えた。三洋電機の親会社であるパナソニック<6752>も台湾で事業を展開していることから、事業の合理化を図ったものという。既存ブランドの利用を巡っては、台湾三洋が「SANYO」ブランドの使用権を今後5年にわたり保有。一方、「健康」「媽媽楽」などは三洋電機に無償で譲渡される。(フィスコ提供)