香港ドル防衛、25日ぶりに市場介入
香港金融管理局(HKMA)は11月27日、ホットマネー流入のため25日ぶりに香港ドル売り・米ドル買いの市場介入を実施した。28日付香港各紙によると、今回の介入額は31億ドル。これによって銀行間市場の資金のだぶつきを表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は29日に1839億5500万ドルに膨らむ見通しだ。前回の市場介入は11月2日。10月20日以降では11回目となり、介入総額は353億2600万ドルに上った。HKMAの陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は先に「ホットマネー流入は当面続くが、規模は2008~09年の6400億ドルより小さい」との見通しを示していた。 |
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