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SNSの偽医師、わいせつで40人が被害
スマートフォンのSNS(ソーシャルネットワークサービス)を使って医師のふりをして、強姦やわいせつ行為を繰り返していた男が10月末、捕まった。11月9日付香港各紙によると、この男(28歳)は女性の婦人科医をかたり、写真を見て病気かどうか診断してあげると投稿。騙された少女たちが自分の裸体や性器の写った写真を送信していた。その後、診療という名目で呼び出し、自分は女性医師のアシスタントと名乗って性行為で病気を治すと迫り、拒否すると写真を公開すると脅したという。10月28日に被害者の1人(16歳)が通報。少女は同意したふりをしてホテルで待ち合わせ、警察が姿を現した男を逮捕した。いったんは保釈されたものの、スマートフォンやパソコンから大量のわいせつ写真や動画が見つかり、余罪が発覚したため身柄を拘束された。今年6~10月に少なくとも40人が何らかの被害に遭っている可能性がある。警察では13~21歳の17人に連絡を取り、うち4人が強姦されていたことが分かった。香港の法律では強姦および未成年者との性行為は有罪になった場合、終身刑が科されることもある。