バックナンバー
|
|
深センの原発、3日にレベル0の事故発生
深セン市の嶺澳原発で10月3日、低レベルの事故が発生していたことが明らかになった。香港特区政府保安局の9日の発表や10日付『明報』などによると、同原発を運営する大亜湾核電運営管理有限責任公司は9日、嶺澳原発第2期4号機で3日に国際原子力事象評価尺度(INES)レベル0の事故があったとウェブサイトで発表した。観測システムの調整中に短時間の間データが表示されず、作業員が問題を発見してただちに修復したという。同施設は8月にも同レベルの事故が発生している。環境保護団体グリーンピースは、広東省と香港の間で原発事故は発生後2日以内に香港側に通報することになっているが、今回は事故発生から6日もたっていると非難。特区政府に遅延の理由説明を要求している。