バックナンバー
|
|
「裸でチャット」で恐喝、被害者は13人
香港警察によれば、今年1月からこれまでにインターネットの「裸聊(ヌードチャット)」を利用して恐喝被害に遭った男性が少なくとも13人に上ることが分かった。被害者は19~50歳の香港人。いずれもチャットしている際に男性の卑猥な行為を女性側が録画し、その後メールを使って金銭を要求するという手口だった。13人の被害者のうち6人が500~7800ドルをすでに払っていた。警察の捜査で、チャット相手はすべて外国人女性で、入金先は外国であることが分かったが、現時点で逮捕者は出ていない。この中で今年4月に起きた事件では25歳の男子学生が自称日本人の女性に恐喝されたが、その後、実はフィリピン人女性だったことが判明している。警察では国際犯罪グループが関与するとみて捜査を進めるとともにネットでの交流は相手の正体や信頼性に留意し、不道徳な行為に応じたり個人情報を公開しないよう呼び掛けている。