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今年2回目の皆既月食、香港でも観測可能
来る12月10日に香港でも皆既月食が見られる。皆既月食は6月16日に続き今年はこれが2回目。香港天文台によると、半影食の始まりから半影食の終わりまでの全過程は6時間にも達し、2000年7月の皆既月食以来、香港で最も長い時間観測できる月食になる。月食中は地平高度が高いため、遮るものがなければ、ほとんどの東の方角で観測することが可能という。天文台と香港太空館(香港スペースミュージアム)では部分食の始まりから部分食の終わりまでの過程を天文台の公式サイト上でネット中継する。このほか、香港太空館では同日19時30分から23時30分に「月全食之夜」と題し、天文望遠鏡などを使って月食を観測する市民参加型のイベントを開催する予定だ。皆既月食が見える予想時刻と方角は以下の通り。半影食の始まり(12月10日19時32分・東北東)、部分食の始まり(同20時45分・東)、皆既食の始まり(同22時06分・東)、皆既食の最大(同22時32分・東)、皆既食の終わり(同22時58分・東)、部分食の終わり(12月11日0時18分・東北)、半影食の終わり(12月11日1時32分・西)。