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民主派の新春デモ、過去8年で最低の規模
民主派団体の民間人権陣線は1月1日、新年恒例のデモ行進を行った。2~3日付香港各紙によると、昨年は他の団体が主催、一昨年は2月に開催したため、民間人権陣線による元日デモは3年ぶり。ビクトリア公園からセントラル遮打道まで行進した。参加者数は5万人で申請していたものの、主催者発表で約9150人、警察の推計では出発時に2700人、ピーク時で約4800人。いずれも2010年以降の民間人権陣線による新春デモとしては最低となり、デモ行進後の集会も予定より2時間早く終了した。テーマは「主権在民」で、特区政府に対し議員4人の資格喪失裁判の撤回を求めたほか、次期行政長官候補に挙がっている4人それぞれに対する批判が掲げられた。議員資格喪失で提訴された劉小麗氏、姚松炎氏、羅冠聡氏、梁国雄氏がデモ隊の先頭に立ち、出発前の集会では梁氏が行政長官選挙への出馬もほのめかした。参加者が少なかったことについて民間人権陣線の区諾軒・召集人は「理想的でなかった」と謝罪し、梁振英・行政長官が先に続投断念を発表したことが関係していると分析した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16347