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次期行政長官候補、世論調査で曽長官トップ
『信報』はこのほど香港中文大学伝播及民意調査中心に委託して次期行政長官候補に関する2回目の世論調査を行った。12月19日付同紙によると、調査は選挙委員会選挙後の12~16日、1032人を対象に行われた。候補は曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官、林鄭月娥・政務長官、新民党の葉劉淑儀(レジーナ・イップ)主席、元裁判官の胡国興氏、前立法会議長の曽鈺成氏の5人。支持率トップは曽長官で、前回(10月26日~11月2日)の28.4%から32.6%に上昇。2位は林鄭長官で、10.3%から23.9%に急上昇。梁振英・行政長官が続投を断念したことで、梁長官の支持者を吸収した。以下、胡氏(11.4%)、曽氏(7.6%)、葉劉氏(6.6%)となった。ただし現実的な当選予想では曽長官、林鄭長官、葉劉氏、曽氏、胡氏の順となる。上位2人の支持者の政治傾向を見ると、曽長官は民主派52%、親政府派18%、中間派27.8%、本土派38.5%、林鄭長官は民主派9.9%、親政府派49.4%、中間派30.3%、本土派0%となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16418