２０１４年の「セントラル占拠行動」発起人で香港大学法律学院の戴耀廷・副教授は、特区政府が非親政府派議員４人の議員資格喪失を求めて提訴したことをめぐり、政府本庁舎前を再び占拠することを呼び掛けている。１２月７日付香港各紙によると、戴氏は毎週土曜日に政府本庁舎前で集会を行うことを検討しており、「人数が多ければ韓国のパク・クネ大統領に抗議する集会のように海外メディアの関心を集め、政府に圧力をかけることができる」と述べた。訴訟対象の１人となっている香港衆志の羅冠聡・主席も米ＣＮＮのインタビューで「北京は自決と独立を混同している。自決は香港人の基本的権利だ。議員資格をはく奪されたら街頭で抗議し反抗する」として支持を呼び掛けるなど、セントラル占拠の中核人物でもある２人が「第２次セントラル占拠行動」を画策しているとみられている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16307