不動産評価や市場統計作成などを行う特区政府差餉物業估価署は１１月３０日、２０１６年１０月の住宅価格指数（１９９９年を１００とする）を発表した。１０月の住宅価格指数は３０３．８（速報値）で、９月の２９６．１（修正値）から２．６％上昇。修正値で見ると７カ月連続の上昇となり、累積で１２％上昇した。ピークに当たる１５年９月の３０６．１に比べ０．８％低い。ただし返還バブルのピークである１９９７年１０月の１７２．９に比べると７５．７％高い。一方、１０月の家賃指数は１７２．５（速報値）で、９月の１７１．４（修正値）から０．６％上昇。６カ月連続で上昇した。ピークに当たる１５年９月の１７７．５に比べ２．８％低い。返還バブルのピークである１３９．３に比べると２３．８％高い。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16023