あて先に「香港国」と書かれた脅迫めいた手紙が日本から立法会の親政府派議員に送られて来たことが分かった。１１月２４日付香港各紙によると、手紙は民主建港協進連盟（民建連）の複数の議員が過去数日に受け取ったもの。ある手紙ではあて先が「香港国中区立法会道１号立法会総合大楼」となっており、送り元には東京都港区南青山の所在地が書かれていたほか、「香港台湾靖国神社敬奉賛会会長」などと署名された手紙もある。内容は青年新政の梁頌恒氏と游蕙禎氏に対する謝罪と２人の議席確保を要求し、「さもなくば日本が再び中国を侵略する」と書かれていたり、「親支那議員が支那人民共匪国に解釈を求めたことに憤りを感じる」などと書かれていた。手紙を受け取った議員らは、あて先に「香港国」との文字があるのは基本法に違反するため香港郵政は配達すべきでないと批判したほか、香港独立組織と結託している日本の組織が本当にあるかどうか在香港日本国総領事館に調査を要求すると述べた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16217