新民党の葉劉淑儀（レジーナ・イップ）主席は１１月２２日、行政長官選挙に立候補する準備を進めていることを明らかにした。２３日付香港各紙によると、葉劉氏は劉慧卿・民主党主席のネット番組「議会内外」に出演。新民党では選挙委員会選挙の３日後に当たる１２月１４日に特別総会を開いて行政長官選について討議し、早ければその直後、遅くとも行政長官選の立候補届け出開始日に当たる来年２月１４日までに出馬表明するという。今回の行政長官選では１１月になってもまだ有力候補が辞任して出馬準備を進めていないことについて、葉劉氏は「中央が誰も欽定していないことの表れで、選挙委員は自由な意思で選択できる」と述べた。新民党は選挙委員会選に２０人余りが出馬する。選挙結果から委員１５０人の推薦を取り付けることが可能とみれば出馬を表明し、行政会議メンバーを辞任する。政界では彼女が行政長官になることに非常に反感を示している者がいることについて聞かれ、葉劉氏は「決心があり、抱負があり、何か問題ある？」と問い返した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16207