先ごろ東九龍地区で女児がわいせつ被害に遭ったのに続き、荃湾、大埔でも児童を狙う痴漢が出現。このうち、荃湾、大埔事件の容疑者が逮捕された。11月20、21日付香港各紙によると、荃湾の遊楽場で11月18日夕刻、場内で遊んでいた4歳の女児が母親の目が離れた隙に男に目をつけられた。男はキャラクターのシールを使って滑り台下の影へと連れていき、太ももの上に抱きかかえ女児の体を触っていたが、別の保護者がそれを見つけ女児の親に知らせたたため、男は逃げたという。通報を受けた警察は付近住民に警戒を呼び掛けつつ、情報を求めるチラシを配り、同日晩に目撃情報をもとに容疑者(32歳を逮捕した。東九龍での事件との関連についても調べている。一方、大埔の11月19日夕刻に広福公園内で遊んでいた女児2人(5歳と6歳)が、かわいい犬を散歩している男を見つけて近づいた。女児たちが犬と遊んでいることに乗じて、男は女児たちのおなかや局部を触ったという。近くにいた別の保護者がそれを見つけて制止し周囲に助けを求め、付近にいた市民が協力して身柄を拘束。駆けつけた警察に男(35歳)は現行犯逮捕された。東九龍事件の犯人はまだ捕まっていない。【関連記事】
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