青年新政の梁頌恒氏と游蕙禎氏は１１月１７日、高等法院（高等裁判所）が下した議員資格喪失の判決に対し上訴を申請した。１８日付香港各紙によると、上訴庭は緊急開廷し２４日に同案件を処理すると決定。立法会議長の弁護人は２５日までは２人の議席が空席になったことを官報に掲載しないと承諾したため、２人は空席発表を禁じる裁判所命令の申請を取り下げた。２人は上訴費用を賄うため５００万ドルを目標として募金活動を開始。梁氏は「上訴で勝っても議席を取り戻せるとは限らず、負ければ破産する」と述べた。また游氏は英国政府に支援を求める書簡を送っている。一方、香港衆志の黄之鋒・秘書長は米国に赴き、１７日には共和党のマルコ・ルビオ議員らと会談。ルビオ氏は「香港人の民主化要求は米国の重要な利益で優先的に処理する外交政策」と述べ、議会に「香港人権・民主法案」を提出することを明らかにした。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16178