立法会の梁君彦・議長は１０月２５日、青年新政の梁頌恒氏と游●禎氏の宣誓やり直しを先送りすると決定した。２６日付香港各紙と香港電台（ＲＴＨＫ）ニュースによると、梁議長は「２人の宣誓を議事日程に入れれば立法会は停止する。立法機関としての利益、憲法規定、議事規則、関係議員の利益を考慮した」と述べ、２人の宣誓は特区政府が起こした高等法院（高等裁判所）での訴訟が終了するまで棚上げすることにした。一方、政府は起訴状を修正し「２人が就任した場合、その議席はすでに空席であるとの声明を出す」要求を加えた。宣誓及声明條例２１条に基づき２人は宣誓を拒否・なおざりにしたことから議員資格を取り消すことができる。２６日は２人が議場に入ることは禁じられていたが非親政府派議員が取り囲んで議場に入れ、梁議長が退席を命じたが２人が拒否したため休会を宣言した。立法会周辺で行われた「反辱華　反港独」大連盟による集会は警察の推計でピーク時に８７２０人が参加した。【●＝草かんむりに惠】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15964