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シンガポール系新病院、治療はセット料金で
黄竹坑に建設が進められているシンガポール資本の大型私立病院「港怡医院」の医療費体系が話題となっている。10月25日付香港各紙によると、その新体系とは「セット料金」システム。白内障、人工関節の置き換え、痔ろうなど全50コースからプランを選び、定額で治療サービスを受けるというもの。セット料金には診察費、入院費、ベッド代、薬代、医療器具など必要なすべてのサービスが含まれており、また、治療中に合併症を併発した場合でも追加の治療費は徴収せず、オプションで入院延長も可能だという。同医院の邱家駿・営運総監は「公立医院ではベッドの空きがないなど待機が長期となることが多い疾病を中心に企画した。入院前の患者の健康状態や年齢によって対応は異なることもあるが、より簡便で低リスクなのは確か」と新システムに自信を見せた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14329