日本が誇る文化「焼酎」の更なる輸出拡大を図るため、香港の人たちに焼酎の魅力をさらに知ってもらう焼酎イベント「鹿児島焼酎祭in 香港」が１０月１８日に尖沙咀のショッピングモールK１１で開催された。在香港日本国総領事館主催「日本秋祭り」の認定事業として開催されたもので、２回目となる今回は一般消費者を対象とし、８社の酒造メーカーが無料で焼酎を振る舞った。ほかにもさつまあげ、かるかんなど鹿児島名物を試食できるブースを出店、大島紬などの伝統工芸品の展示、鹿児島民謡おはら節も披露されるなど、鹿児島県をより身近に感じられるイベントになった。連日続く雨天にもかかわらず２０００人近く来場、賑わいを見せた。鹿児島県酒造組合専務理事の中玉利豊氏は「鹿児島―香港の直行便が増えている今、ますます互いの距離が縮んでいる。2000をこえる銘柄の焼酎がある鹿児島に来て本場の味を楽しんでいただきたい」と述べた。この後１カ月間にわたり「Kagoshima　Shochu　Month」として味十味、玄穂、鵜舞などレストラン６店で本格焼酎を楽しむことができる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15888