１０月１２日に開会した第６期立法会での就任宣誓が無効となった新人議員に対し抗議の声が高まっている。１４日付香港各紙によると、「セントラル占拠行動」に反対するため設立された「保普選反占中」はフェースブックで１３日午前、宣誓式で故意に「シナ」や英語のスラングを口にした青年新政の游●禎氏に公開謝罪と発言撤回を要求、立法会には解任を求める署名活動を呼び掛けた。民主建港協進連盟（民建連）議員や新界社団連会などが転載したことにより午後１１時４０分までに３万人余りが署名した。また１３日朝、立法会議事堂前では新界社団連会メンバーや元軍人ら約２０人が游氏に謝罪を求める抗議活動を行った。青年新政の２人の発言について香港城市大学進修学院の宋立功・学術統括は「中央に対し極めて挑戦的であるだけでなく、中国本土の民衆感情を損ねる」と述べ、２人が挑発行為を続ければ中港関係の悪化を招き全香港市民が影響を受けると指摘した。【●＝草かんむりに惠】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15876