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スカートの中を盗撮、最年少容疑者13歳
香港警察は先ごろ、2016年上半期に鉄道区管内で発生した犯罪件数を発表した。10月3日付香港各紙によると、犯罪総数は494件、前年同期の559件に比べ減少した。増加が目立ったのは痴漢と盗撮。痴漢は前年同期比20%増の65件、盗撮は同22%増の55件だった。痴漢の被害者の最年少は12歳、40件で犯人が逮捕されており最年少は16歳だった。一方、盗撮は55件のうち50件で犯人が逮捕されており、検挙率は非常に高い。逮捕された容疑者の最年少は13歳、被害者は15~36歳だった。盗撮手口は年々巧妙化しており、エスカレーターでスマホやタブレットパソコンを使ってスカートの中を盗撮するケースが多く、最近ではカバンやスニーカーに隠しカメラを取り付ける手口も見つかっているという。またスリやひったくり、置き引きなどの窃盗は242件で前年同期に比べ22%減少。逮捕者は75人に上った。警察では、多くの窃盗事件が実行犯のほかに仲間がいて、ターゲットの視線や注意力を散漫にさせるケースが多いと指摘。乗客に警戒心を高めるよう呼び掛けている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15732