尖沙咀で路線バスが歩道を歩いていた女性をひき、死亡させる事故が起きた。９月３０日付香港各紙によると、事故が起きたのは２９日早朝６時ごろで、場所は彌敦道と海防道の交差点。バスは尖沙咀碼頭発、中秀茂坪行きの九龍バスで、走行中に縁石に乗り上げ、防護柵や標識をなぎ倒しながら、歩道を歩いていた林宝宝さん（２６）を車両の下に巻き込んでいったという。林さんはほぼ即死の状態で、運転手（４０）は業務上過失致死の現行犯で逮捕された。現在も運転手への取り調べは進められているが、本人は「運転中にちょっとめまいを感じた」と話しており、加えて、薬物を摂取していたとの情報もあり、血液検査の結果次第では罪名が変わる可能性も指摘されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14829