中央人民政府駐香港特区連絡弁公室（中連弁）の王振民・法律部長は９月２２日、１国２制度に関する昼食会に出席し、「香港独立」や立法会議員選挙をめぐる問題について語った。２３日付香港各紙によると、王氏は「一部の者が香港を国家から切り離し孤立させようとし、手段を問わず香港を破壊している」と批判し、香港が内部分裂ですでに多くの機会を逃していると指摘。「将来どこへ向かうのかが本当の問題で、独立や前途自決はミッション：インポッシブル（不可能な任務）で、討論するのは時間の無駄」と述べた。将来は社会主義と資本主義の区別がなくなるとも考えられるため２０４７年以降に１国１制度を実施するかは討論できるが、「個人的には１国２制度を維持するのがいい」との見方を示した。また中連弁が立法会選に介入したかどうかと問われ、「中連弁はやってはならないことは決してやらない」と述べた一方で「基本法の規定と中央の職責の範囲内ならば中連弁が履行しなければ失職となる」と指摘し、「中央は香港の選挙に関心を持ってはいけないのか」と問い返した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15609