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横洲開発問題、梁長官や財政長官らが会見
元朗・横洲の公共住宅の建設計画をめぐる問題について梁振英・行政長官らが9月21日に記者会見を行った。会見にはほかに曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官、運輸及房屋局の張炳良・局長、発展局の馬紹祥・局長代行らが出席。梁長官は「これを機に今期政府の住宅問題解決に向けた決意と、その過程で遭遇する困難を説明する」と述べた。横洲と粉嶺・皇后山での公共住宅開発に関する作業部会は梁長官が主宰し、2013年6月の会議で横洲は第1期(23/24年)4300戸、第2、3期(26/27年)1万2700戸の計1万7000戸を供給すると決定。会議後、房屋署などの職員が4回にわたり地元関係者に遊説したが、交通問題や現行の経済活動への影響など地域への負担から1万7000戸の建設には強烈な反対の声が上がった。14年1月の会議で運輸及房屋局は計画が全体的に遅れるのを避けるため、まず第1期を完成させて第2、3期は先送りすることを提案。ただし1万7000戸の目標は維持することとした。梁長官は自らこの決定を下したことを認め、あくまで公共住宅の供給を急ぐ手段であり、決して「官商郷黒」の癒着はないと強調した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15697