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立法会選挙の当選者、身の危険感じ通報
立法会議員選挙で当選した無所属の朱凱迪氏は9月8日、身の危険を感じるとして香港警察に通報し保護を求めた。9日付香港各紙によると、朱氏は選挙活動期間から何度か身の危険を感じ、投票日も選挙運動員らが尾行され、当選発表の際に「香港で政治に従事するのは命がけ」と述べていた。特に当選後の2、3日は自身や家族への脅威が悪化したとして通報。朱氏と家族は同日から警察の保護を受け、安全な場所に身を移し、娘は当面通学しないことにした。朱氏は「脅威は地元勢力によるもの。香港域外の勢力は関係ないと思う」と述べたが、選挙時に訴えていた「官・商・郷(新界先住民)・黒(暴力団)の癒着解消」と関係あるかについては答えなかった。朱氏は新界西選挙区で出馬し、直接選挙枠で最高の票数を獲得。社会運動・環境保護団体「土地正義連盟」のメンバーで、「セントラル占拠行動」で台頭した「民主自決」を唱える勢力に属するが、本土派からは羅冠聡氏、劉小麗氏とともに「左膠(サヨク)」とのレッテルを張られ攻撃されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15609