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一田が香港島に初出店、九龍に新規2店舗も
新鴻基地産グループのスーパー「一田百貨(通称ヤタ)」が、一挙に3店舗を新規出店することがわかった。8月30日付香港各紙によると、これは同社の黄思麗・署理行政総裁が来年度中の出店計画として明らかにしたもので、場所は初出店となる香港島のほか、将軍澳と葵芳を予定しているという。黄氏は「投資額は1億~1億5000万ドル程度で、出店店舗も新鴻基の物件に限らない」と述べた。開店時期については第1四半期中を目指すとしている。同社は「日本的なライフスタイル」を提案することをコンセプトにしており、仕入れ品目の多くを日本製品が占めるため、昨今の円高によるコスト上昇が懸念材料となっている。ただ、年初来7カ月間の売り上げが前年同期比で3.9%の伸びを示すなど比較的好調だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15418