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学生リーダーらに量刑、禁固刑で威嚇効果
東区裁判法院(地裁)は8月15日、「セントラル占拠行動」の学生リーダーだった3人に対し2014年9月26日夜に特区政府本庁舎前の広場に突入した件について量刑を下した。16日付香港各紙によると、香港専上学生連会(学連)の周永康・元秘書長は禁固3週間・執行猶予1年(犯罪人名簿に記載)、香港衆志の羅冠聡・主席(学連前秘書長)は120時間の社会奉仕令、黄之鋒・秘書長(元学民思潮召集人)は80時間の社会奉仕令。裁判官は「3人の行為は占拠行動の発生前であり、後期に発生した政治事件に比べ穏やかだった」と説明した。羅氏は「非合法集会への参加を煽動した罪」のため刑が多少重く、周氏は英国留学のため社会奉仕令の順守が難しいと判断された。周氏の禁固刑について全国政協委員で弁護士の簡松年氏は「政治活動に参加し違法行為を犯した者の多くが社会奉仕令の判決を受けていることに社会から不満が上がっていたが、今回の刑は過激な行動による代価として若者らに一定の威嚇効果を持つ」と指摘。一方、律政司は「判決の根拠と検察報告を見て対応が必要かどうか決める」とコメントした。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15206