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スターフェリー、料金値上げ再申請
スターフェリーを経営する天星小輪はコスト上昇と収入減を理由に、かねて申請していた香港島と九龍を結ぶ2路線(セントラル―チムサーチョイ間とチムサーチョイ―湾仔間)の運賃の値上げについて、上げ幅を修正し、再申請を行った。8月11日付香港各紙によると、同社は昨年、現行の成人運賃の30~50セントの引き上げ(値上げ幅12~17.9%)申請をしていたものの、まだ政府運輸局による認可が出ておらず、当初今年7月に実施予定だった値上げを見送った。そこで同社は今年7月に上げ幅を23.5~30%に修正して再申請した。しかし、一度に上げするのではなく段階的に実施。来年2月、2018年の2回に分けて引き上げる。例えば、セントラル―チムサーチョイ間の平日の成人運賃は、現行2ドルが17年2月には2.4ドルに、18年2月には2.6ドルになる。祝日運賃のほうが上げ幅が大きくなる。運輸署によると認可が下りるのは来年上半期になる見込み。スターフェリーの値上げは前回は2012年6月で、平均上げ幅は5.6%だった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14670