１０月中に油麻地―何文田―黄埔の延伸部分の開通が決定しているＭＴＲ観塘線だが、同線の何文田駅が８月６日、マスコミに公開された。７日付香港各紙によると、同駅は観塘線と数年後の開通が予定されている沙中線との乗り換え駅となるが、８層構造で高低差は７０メートル、面積は５万６６００平方メートルと、乗り換え駅としては香港内では最大規模。ただ人口が集中し、主要利用者と目されている何文田邨の住民の反応は芳しくない。「５つある出入り口がすべて何文田邨から離れている」「徒歩で１５分もかかる」など評判は今ひとつのようだ。ちなみに延伸となる油麻地―黄埔間はバスやタクシーで２０～２５分程度かかる渋滞必至の区間だが、延伸後はこれがおよそ５分で結ばれることになる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14723