民主派の選挙協力を推進する「民主動力」とメディア３社は先ごろ、香港大学民意研究計画に委託して立法会議員選挙に関する世論調査を行った。８月５日付香港各紙によると、調査は７月３０日～８月３日、１０５６人を対象に直接選挙枠と職能別選挙枠区議会第２枠の候補者への支持を尋ねた。この結果、予想獲得議席は直接選挙枠で本土派（排他主義勢力）や過激派を含む民主派が１６議席、親政府派が１７議席。残る２議席は無所属中間派の方国珊氏と王維基氏が獲得する。親政府派は現有議席を維持するが、民主派は現在より２議席減り直接選挙枠の個別採決で否決権を失う。さらに職能別選挙枠の区議会第２枠は民主派２議席、親政府派３議席となり、直接選挙枠とともに民主派と親政府派の勢力図は現在と逆転する見込みだ。また本土民主前線の梁天●氏は、立候補届け出無効が決まるまでの調査では当選確実だった。【●＝王へんに奇】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15313