バックナンバー
|
|
『強制連行中国人 慰霊碑資料集』を刊行
公益社団法人日本中国友好協会(丹羽宇一郎会長)の会報『日本と中国』最新8月1日号は、1面で日本僑報社の新刊『強制連行中国人 殉難労働者慰霊碑―資料集―』を紹介した。同書は、戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働の犠牲となった中国人を追悼する全国の慰霊碑についてまとめた初の資料集。戦後、日本各地の民間友好団体、地方自治体、一般市民が侵略戦争に対する深い反省と犠牲者への哀悼、日中友好と不再戦という固い決意から慰霊碑を建立し、慰霊行事や強制連行の事実を風化させないための活動を続けてきた。『日本と中国』によれ・ホ、こうした活動には「各地の日中友好協会の参加も少なくない」という。また同紙は同書について「資料集には、全国38カ所の慰霊碑(建碑運動中を含む)に関する強制連行の概要や碑建立経緯、慰霊祭の開催状況などがカラー写真付きで掲載されている」などと詳しく紹介した。【関連記事】