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最新号の内容 -20160802   No:3997
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巧妙化する偽装結婚、報酬は6万ドル

 巧妙化が進む、香港市民と中国本土住民の偽装結婚の現状について『星島日報』が取材を行っている。8月1日付によると、現在、偽装結婚の組み合わせで最も多いのは、出産や就労など居民権目当ての本土女性と公共住宅在住の困窮した香港人男性。闇業者は移民コンサルタントを装い、本土で女性を、香港内では新聞の三行広告で男性を募集するのだという。本土女性が業者に払う金額は約20万元。逆に男性が受け取る謝礼は6万ドル程度。女性は婚姻手続き後およそ4年で来港、香港での定住が可能になるが、謝礼はその数年の間に数回にわたり少しずつ支払われるのが通例のようだ。業者は公共住宅の入居者に限定する理由について、香港人男性は最初の謝礼を受け取った直後に失踪するケースが多く、ある程度身元の確認が取れることが条件となるためだと明かす。2008年以降は毎年1000人前後が偽装結婚の疑いで逮捕されているが、実際に起訴された案件は2割に満たない状況が続いている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13318