最新号の内容 -201607025 No:3991 |
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恒生銀行、GDP伸び率1.3%と予測
恒生銀行は7月21日、最新リポート「経済透視」を発表し、香港の今年の域内総生産(GDP)伸び率予測を下方修正した。22日付『大公報』によると、小売業総売上高は第1四半期の前年同期比11.2%減から4~5月は同8.4%減に改善、輸出伸び率も4月の前年同月比2.3%減から5月は同0.1%減に改善したものの、基本要素は依然疲弊していると指摘。5月の耐久消費財の売上高は2月以降で最大の落ち込みとなり、世界経済の先行き不透明と金融市場の動揺が家庭の消費活動に影響しているとみる。英国の欧州連合(EU)離脱決定によるマイナス要素から香港では企業と家庭ともに消費・投資にさらに慎重になると予想。先行き不透明によって米ドル高となり香港の貿易・投資への圧力が増すことから、今年のGDP伸び率予測は先に発表した1.5%から1.3%に引き下げた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15166