最新号の内容 -201607020 No:3988 |
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モルガン、今年のGDP伸び率1%と予測
大手投資銀行モルガン・スタンレーはこのほど発表したリポートで、香港の域内総生産(GDP)伸び率予測を下方修正した。7月19日付『大公報』によると、リポートでは今年のGDP伸び率予測を先に発表した1.7%から1%に、来年については2.1%から1.3%に引き下げた。一方、物価上昇率(CPI)伸び率予測は今年について2.2%から2.4%に、来年について1.5%から1.7%に上方修正した。モルガンは米国の経済成長を悲観し2017年末まで利上げしないとみており、香港の基本金利も来年第4四半期まで現在の0.75%を維持するとの見方を示した。現在のところ他の金融機関が予測している香港の今年のGDP伸び率は、クレディスイスが1.3%、シティバンクが1.1%、バンクオブアメリカ・メリルリンチが1%、野村国際がマイナス0.2%となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15137