第５期立法会が７月１５日に休会し、４年の会期を終えた。１６日付香港各紙によると、今期立法会の開会は１４３回で計２１７４時間。前期の１９０８時間より１４％増加し、開会時間で過去最長となった。議員が議事妨害のため人数確認を要求したのは１４９６回、それによって消耗した時間は２２３時間余り、法定人数不足で流会となったのは１８回で、いずれも過去最高となった。過去４年の立法会運営の１時間当たり平均コストは１７万３０００ドルから２１万６０００ドルに増大し、単純計算で人数確認と流会による損失は過去最大の９１００万ドル余りに上る。林鄭月娥・政務長官は「流会の多くは一部の民主派議員が故意にもたらしたもの」と非難。医療現場の改善に向けた「２０１６年医生註冊（修訂）条例草案」など３条例の審議を完了できなかったことに遺憾を表した。また現職議員のうち１９人が次期立法会選挙に出馬しないか候補者名簿で２位となり続投する可能性が低い。すなわち議員全体の２７％が引退する見込みだ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14640