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6月の香港PMI、16カ月連続で悲観
日本経済新聞社と金融統計機関マーキットは7月6日、6月の香港の購買担当者指数(PMI)を発表した。7日付香港各紙によると、6月のPMIは45.4で、5月の47.2から1.8ポイント下落。16カ月連続で景況判断の目安となる50を下回り、下落幅は2015年8月以降で2番目に大きい。生産量や新規受注量の指数の下落幅は過去11カ月で最大となった。マーキットのエコノミストは「香港の民間企業の経営状況は5月から息切れ状態が見られ、下振れ傾向は第2四半期末に加速した。英国の欧州連合(EU)離脱も含め世界経済は不透明要素で覆われており、民間企業の自信と経営活動は下半期にさらに落ち込むだろう」とコメントした。また野村国際のリポートでは、今年の域内総生産(GDP)伸び率予測を先に発表した0.5%からマイナス0.2%に下方修正した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14809