香港市民の訪日旅行トレンドに合わせ、日本政府観光局（JNTO）は香港ブックフェアに初出展する。７月20～26日に香港ブックフェア日本館に大型のゆるたび体験館を設置し、一連の体験型イベントと展示を行い、新しい旅行テーマ「ゆるたび」をアピールする。過去４年間で鉄道旅行とレンタカー旅行は香港市民が体験する訪日旅行の選択肢となったが、訪日経験豊富な市民の訪問先はすでに東京、大阪から別の近郊の県へと変わり、旅程もだんだんディープになっている。この点を踏まえJNTOは今回初めて香港国際旅遊展から香港ブックフェアに舞台を移した。「ゆるたび」の中国語は「閒式遊日本」で、「ゆったり」「心地よい」訪日旅行を意味する。気軽な足取りで日本を感じるだけでなく、旅行中に心と体も癒やすことができ、日本文化の細やかさも感じることができる。生活リズムが早い香港市民が「ゆるたび」を通じて、たくさんの日本の面白さを発掘し、リラックスした精神状態になるのを目指す。「ゆるたび」プロモーションに合わせ、JNTOはネット上で訪日旅行体験をシェアしたい女性を広く募集し、ゆるたびのイメージキャラクターである「ゆるたびガール」を選定、7月14にFacebookページで選定結果を公開する。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14950