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銅鑼湾書店事件で民主派がデモ、店長が参加
銅鑼湾書店の林栄基・店長による6月16日の記者会見を受け、香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)など民主派団体は18日にデモ行進を開催した。19日付香港各紙によると、デモ隊は銅鑼湾書店前から中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)まで行進し、主催者発表で6000人、警察の推計ではピーク時に1800人が参加。出発前に記者会見し行進に参加した林氏は疲労を理由に金鐘でデモ隊から抜けた。デモ隊は「言論の自由を守ろう」「強権にノーと言おう」などのスローガンを掲げ、中連弁前に着くと共産党旗を焼くなどした。一方、19日には愛港之声などが立法会議事堂前で民主党の何俊仁氏を非難するデモ活動を行い、約1000人が集まった。「何俊仁氏は1国2制度を破壊する黒幕」と書かれた横断幕を掲げ、林氏が中国本土の法律に違反したことに触れずに「事実を歪曲している」と批判した。銅鑼湾書店の呂波・総経理は19日付『星島日報』で「林氏は記者会見で故意に事実とうそを混同しており、背後で誰かに操られている感じがする」と述べていた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14887