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上海ディズニーランドが開園、中国風要素たっぷり
中国本土初のディズニーランドとなる上海ディズニーランドが6月16日、オープンした。同日付香港各紙によると、トゥモローランド、ファンタジーランドなど6つのテーマパークから成り、アトラクションの8割が同園独特のもの。アトラクションや設備はすべて中国当局の承認が必要で、米国文化帝国主義的だとの理由で一部アトラクションは設置が認められなかったと報じられている。メーン・ストリートU.S.A.は名称を変更し、ジャングルクルーズやイッツ・ア・スモール・ワールド、スペースマウンテンなどは代わりに別のアトラクションが採用されたという。パレードには中国の伝説『花木蘭』の主人公でディズニーアニメで映画化もされた女性キャラクター「ムーラン」が、ミュージカル「ライオンキング」には孫悟空が登場するなど、中国風要素が強くなっている。香港ディズニーと比較すると、第1期プロジェクトの広さは香港が世界最小の約1.26平方キロメートルであるのに対し、上海ディズニーは3.09平方キロメートル、将来的にはアジア最大となる7平方キロメートルまで拡張する計画だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14796