バックナンバー
|
|
元祖過激派、社民連と人民力量が選挙協力
従来からの過激な民主派勢力である社会民主連線(社民連)と人民力量は6月14日、立法会議員選挙に向けた選挙協力を発表した。15日付香港各紙によると、社民連と人民力量は「抗命派」を旗印にした「人社選挙連盟」を結成。直接選挙枠5選挙区に出馬する6枚の候補者名簿を検討している。現職のうち社民連の梁国雄氏(長毛)と人民力量の陳志全氏が続投を狙うほか、人民力量の陳偉業氏は社民連の若手である黄浩銘氏との名簿の2番目となり、世代交代を優先する。社民連の呉文遠・主席は「本土派の理念と価値観は主に憎悪をあおる排他的なもので、独立を掲げながらも路線は定まっていない」と批判。「独立は香港の活路にはならない」ことから票を奪われる心配はないと強調した。人民力量の袁弥明・主席も狙い撃ちするのは他の主流民主派だとして、今回の選挙を通じて民主派勢力を整理し「抗争運動」を民主派の主流とする目標を示した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14868