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恒例「7・1デモ」、10万人参加で申請
民主派団体の民間人権陣線は6月10日、7月1日に予定している恒例「7・1デモ」の詳細について記者会見を行った。11日付香港各紙によると、今年のテーマは「決戦689」で、梁振英・行政長官の辞任要求を前面に押し出す。すでに警察に参加者10万人で申請を出したという(昨年は主催者発表4万8000人、警察の推計1万9650人)。「決戦689」は単に梁長官1人を攻撃するものではなく、現行の選挙制度への批判を表すものと説明。同時に全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会による2014年8月31日の決定撤回や立法会職能別選挙枠の撤廃、市民皆年金制度、政府による公共事業の回収、同性愛差別を防止する法制定など9大要求を掲げる。一方、本土派(排他主義勢力)団体の「青年新政」は「7・1デモは不要」と批判し、デモには参加しないと表明。ただし沿道で募金活動を行うことを明らかにしている。民間人権陣線の召集人は「民間人権陣線の理念に賛同しないなら、なぜデモ行進の沿道で募金活動を行うのか」と疑問を呈した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14848