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最新号の内容 -20160610 No:3961
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立法会選、6割が梁長官続投への態度を考慮

 特区政府中央政策組は先に立法会議員選挙に関する世論調査を行い、その内部調査の結果が6月7日に明らかになった。8日付香港各紙によると、ネットメディア「香港01」は7日、「機密」と書かれた中央政策組による世論調査結果を掲載。調査は5月27日~6月1日に709人を対象に行われた。「投票の際、候補者が梁振英・行政長官の続投を支持するかどうかは重要な要素となるか」との問いに対し、「非常に重要」は24.8%、「やや重要」は32%、「全く重要ではない」は14.7%、「重要ではない」は24.3%。梁長官の続投に対する姿勢を考慮する市民は約6割に達する。「香港独立に対する態度」については「非常に重要」は19.4%、「やや重要」は25.3%、「全く重要ではない」は23.7%、「重要ではない」は26.4%だった。民主党の単仲偕氏は、政府が内部調査の結果を親政府派に渡して検討させているなどの疑いを指摘。だが親政府派の候補者が梁長官を批判すれば票を失う可能性の方が高いため、親政府派にとって同調査は選挙状況にあまり影響しないとみている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14833